2024年が明けてあっという間に時間が経ってしまいましたが…今更ですが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、1月14日にCHINAMI Acoustic LIVEを無事開催いたしました。お越し頂いたみなさま、本当にありがとうございました。
今回は、よりCHINAMIの歌声を楽しんでいただけるピアノ&ギターと2人のコーラスとのアコースティックライブとなりました。
そんなライブの模様をレポートいたします。今後予定している動画配信をご覧になる際の参考にどうぞ!
(*セットリストは最後に掲載)
■日時:2024/1/14(日)13:30開場・14:00開演
■会場:瀬戸蔵つばきホール
LIVEメンバー紹介はこちらのページへ
ここ数年、年末近くに開催してきたCHINAMI LIVEですが、会場の確保の都合により2024年新年開催となりました。
まるっと約1年ぶりの今回の会場は、瀬戸市の瀬戸蔵つばきホール。ボイトレ発表会ではお世話になっている会場ですが、CHINAMI単独のLIVEでははじめて。皆様のおかげでほぼ満席に。本当にありがとうございます!
当日の毎日新聞朝刊に本ライブのことを掲載していただきました。ありがとうございます!
開場前はいつものお馴染みの本人アナウンスでスタート
会場前本人アナウンス、はじめての方はナチュラルすぎて気がつかない方もいたかもしれませんね。※今回もSNS投稿の許可(強要?)にみなさま応えてくださり、各種SNSにて感想投稿ありがとうございます
さあ、優しいピアノに導かれ、とうとう開演。いよいよ始まります。
ステージに登場するCHINAMIの今回の衣装は黒ベースに、鮮やかな紫の花や黄色の模様柄が大胆に配らわれたロングドレス。大胆なのは柄だけではなくそのデザイン。V型に深い胸元総レース&背中はオープン!の最旬のネイキッドドレスです。(ライブ後にも一番の話題になっていました!)
1曲目は1年以上みなさんに会えなかった寂しい気持ちを、恋人と別れた歌詞になぞらえて切なく歌う、Z世代の歌姫オリヴィア・ロドリゴの『Drivers Lisence』。
引き続きの切ない『Easy on me』を歌い終わり、ステージを見回すCHINAMI。来てくれた皆さんが並ぶ客席凝視タイム(冒頭にしてまあまあの長尺)。感謝を表す儀式なのですが今回もお付き合いありがとうございました。これでも本当は客席まで降りて、全員握手して回りたい気持ちを抑えております!
絶大な信頼を置くメンバー
前回よりCHINAMI LIVE参加のピアニスト鎌田まみ。天才的なピアノプレイはもちろんのこと、CHINAMIの頭の中にある音を具現化するスキルとスピードに毎回感嘆すると紹介。今年はさらに、バンドマスター的存在を発揮し、絶大なる信頼を置いています。
音楽的にはストイックに素晴らしいピアノを披露してくれるまみ様ですが、こんなにこやかな笑顔でも客席を魅了します。
さらに昨年から引き続きメンバーとして参加するギターのMAOが3曲目から登場。コールに応じる登場の仕方からして愛されキャラ。そういえば、開演前、女性陣の楽屋の一角に座り(もちろん女性陣の許可を得て、です)、自然体でおにぎり食べてました(弟味すごい笑)
そんな心強い二人をバックに、後日CHINAMI自身今回のセットリストの中でも「難しかった」と告白した『U』。映画「竜とそばかす姫」の主題歌でもあるこの曲、細かいリズムと息つく暇ない歌詞の最高難易度。ピアノとギター(コチラも難易度高!)にのせて歌い切りました。痺れます。
コーラスを加えてフルメンバーで
続いて音楽ユニット「むじこりっく」のRIE &AKIの二人がコーラスとして登場。CHINAMIのボイトレ生出身の2人。ライブ本編でレッスン生がコーラスに抜擢されるのは初めて。昨年はうちわを持って客席にいた二人が師匠と同じステージに立つという夢ある展開。楽屋での緊張感を全く感じさせない堂々としたバックコーラスぶりでした。
フルメンバーで『Don’t you worry about the things』。多くのアーティストがカバーしているスティービーワンダーの名曲ですが、今回はCHINAMIのボーカル力が存分に楽しめる素敵なアレンジでした。
お馴染みの一人コーナーで声のトーンが一段上がる。
「はじめてお越しくださった方いらっしゃいますか?」に手を上げてくださる新規のお客様。はじめての方、たくさん来ていただきました。確認してから説明もそこそこに、常連の皆様お待ちかねの通称“お笑い枠”スタートです。このコーナーになると、表情がよりイキイキするCHINAMIがあんなことやこんな歌を披露。
この面白さはこちらは静止画や文字では伝えられないのですが、いくつかキーワードをお伝えするとするなら「人々を見下す」「なまたまご」。 思い出しただけて吹き出しそう。ぜひ動画をチェックしてください。
急な角度で本編へ戻る。真骨頂のフェイクと共に。
”お笑い枠”を終えると、バンドメンバーを呼び込み、突然のフェイクで会場の空気が一変。高低差ありすぎて耳キーンレベルで本編へ戻る。映画「バーレスク」よりクリスティーナアギレラの『Show me How You Burlesque』を。みんなついてきて!と言わんばかりのエモーショナルなボーカルがカッコ良すぎる!
圧を感じさせない?師弟トリオでアカペラ
再びRIE&AKIで3人のステージ。
CHINAMIからの「リハ中、私怖くなかったよね?」との問いにに黙ってうなづく二人。師匠からの無茶振り「ちょっと喋る?」にもしっかり対応。本当に怖くなかったかどうか…真相は闇の中笑。次の『Colors』は韓国アーティストStella Jang(ステラ・チャン)による多重音声が印象的な曲。息のあった可愛らしい3人のアカペラハーモニーを聞かせてくれました。会場もほっこり。
ギターセッションパート&MAMIのピアノ音で壮大な宇宙を感じる2曲
本来エレキギターをメインギターとして奏でるMAOですが、前回に引き続きアコースティックギターも披露してくれました。二人のステージ上のやりとりにも姉弟的?信頼関係が築かれていることを感じます。ここでは、マイリーサイラスのエンパワーメントソング『Flower』を。
”花を誰かに贈られなくても自分で買えるし、自分をダンスに誘える。あなたより自分を愛することができる”という歌詞に共鳴したと話します。自分の立ち位置について年々フラットで自由になっているように見えるCHINAMIらしい選曲でした。力強くも優しいギターの音色が歌声に寄り添います。
続いて、昨年の朝ドラの主題歌でもあり、紅白でも披露されて話題だったあいみょんの『愛の花』を。CHINAMIの声とMAOのギターがより優しく響きます。
ギターパートの後は再びピアニストMAMIがステージに。MISIAの曲の中から、今回は『星の降る丘』を。壮大なピアノとボーカルが美しく空に昇っていくようでした。続いても荘厳なメロディの『瑠璃色の地球』。聞いている間、先ほどのお笑い枠の”聖子ちゃん”をすっかり忘れていました(切り替えが流石すぎる)。こちらはCHINAMI曰く”これまでで一番リクエストが多かった曲”とのこと。包み込むような愛と宇宙を感じる2曲でした。
最高にジャジーでスイングな『くちばしにチェリー』
ライブ後「この曲好きだった」という感想沢山いただきました。歌声と素晴らしいメンバーの演奏がハマって最高な一曲。特に圧巻のピアノ、そしてその気持ち良いリズムの上で自由に歌を楽しむCHINAMIのボーカルをぜひ動画でも楽しんでいただきたいです。
引き続きはSuperfly『I Remeber』。自分の中の弱い心に負けそうになりながら、それでも自分を取り戻す歌を丁寧に力強く全員で奏でます。ピアノ、コーラス、そして今回はギターの見せ場。ギターソロパート始まりでタイミング良く立ち上がるMAOのメンバーに向けてのドヤ顔が最高でした(演奏は言わずもがな完璧です)。
続く『The rose』はCHINAMIがこれまでも時折ライブで披露してきた大事に歌い続けている曲。『ハナミズキ』もワークショップで取り上げて歌詞を紐解きながらシェアしたことがあるなど思い出深い曲。コーラスが加わりさらに素晴らしい2曲でした。二人の歌う横顔も美しかった。
レッスン生から教えられた歌詞が素敵な歌を選曲
CHINAMIがライブで選ぶ曲は、ジャンルから年代まで幅広いのですが、その時々の自分の気持ちに寄り添った歌を選ぶそう。自分で選ぶ時もあれば、音楽に詳しい方と話しながら決めたり、リクエストに応えたり。また、ボイストレーニング生から教えてもらうこともあるとか。
次の『明日晴れるかな』はビックアーティストすぎて逆に選択肢に上がってこなかったけれども、今回は20代の生徒さんが歌いたい歌として選んだ曲だったそう。改めて曲に触れて歌詞に惹かれて自分も歌うことにしたと。フラットに音楽に触れたCHINAMIのフィルターを通して歌われる曲たち、これからもどんな歌を歌ってくれるか楽しみです。
初のオリジナル曲『美しく生きたい』
そんなカバー曲を沢山歌ってきたCHINAMIですが、初オリジナル曲が出来ました。CHINAMIが偶然インスタで見つけた詩屋万次郎さんの「美しく生きたい」という言葉に気持ちを動かされて詩を依頼し、ピアニストMAMIが音をつけた曲。すでに別のライブで披露したことがあるのですが、その印象や歌に込める感情が歌うたびにどんどん変化していると言います。受け取った聞き手にも沢山の印象をつけるであろうこの曲、大切に歌い続けていきたいとの言葉にファンの一人としてもまた楽しみが増えました。
今回なんと詩屋万次郎さんが会場に駆けつけてくださいました。はじめてあった時に、CHINAMIから圧を感じて一歩下がってしまったエピソード、笑いました。(万次郎さん、気持ちはちょっとわかりますよ笑)
アンコールには名曲を、鍵盤ハーモニカと共に。
最後は名曲『愛燦燦』。突如客席にはペンライト一列が出現し、歌を彩っていただきました。
この曲でMAMIのもう一つの顔である「鍵盤ハーモニカ奏者」として、左手でピアノを伴奏しつつ、鍵盤ハーモニカを吹きながら右手で演奏するという凄技を披露。鍵盤ハーモニカを習う生徒さんたちにも見守られながら素晴らしい演奏をしてくれました。優しい音色と歌声で心が解ける会場。
自分の人生を振り返り「元々歌が歌える人生ではなかったんです」とCHINAMI。「それが、歌を歌って生きるようになっただけでなく、素敵なメンバーと同じステージに立ち、本当に嬉しい」そしてそんな歌を受け取ってくれる皆様に感謝を伝えました。
みなさま、最後まで本当にありがとうございました!
※常連の皆様の応援グッズが今年も進化しています。特に手作りのCHINAMIうちわがバージョンアップしています!ありがとうございます!ちなみうちわに加えて、むじこりっくのうちわも!
こちらはマミマオうちわ!
なんと!ライブが期間限定で動画配信されます!
今回のライブ、なんと一部の受験の日と被ってしまったんですよね〜。すみませんっ!「行きたかった」というお声もたくさんいただきました。
次回も必ず開催します。また皆さん会いに来てください。決まり次第ご案内します!
そして今回見られなかった方にも、お越しいただいた方にも再度お楽しみいただきたく、期間限定ですがライブ動画配信をいたします!ホームページ、各種SNSなどでアクセス先お知らせしますのでお見逃しなく!
期間:2024年3月14日(木) 0:00 〜 4月14日(日) 23:59
2024.1.14セトリ
1.Driver’s license
2.Easy on me
3.U
4. Don’t you worry about the things
《お笑い枠》
5.Show me how you Burlesque
6.Colors
7.Flowers
8.愛の花
9.星の降る丘
10.瑠璃色の地球
11.くちばしにチェリー
12.I remember
13.The rose
14.ハナミズキ
15.明日晴れるかな
16.美しく生きたい
アンコール
愛燦燦
★アーティストとしてのしてのCHINAMI に魅力を感じていただいたあなた。歌の素晴らしさに感動してくださったあなた。あなたご自身も歌ってみませんか?「ウタウコト。」ではボイストレーニング生徒随時募集中です。お待ちしています!